労働安全衛生マネジメントシステム
システム監査員養成研修

本会では、事業場における労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)の普及を図るため、労働安全衛生マネジメントシステム担当者研修とともに厚生労働省から示されたカリキュラム(平成12年9月14日付け基発第577号)にしたがって「労働安全衛生マネジメントシステム システム監査員養成研修」及び「リスクアセスメント担当者(製造業等)研修」を開催してきました。

さて、OSHMSは、現代の労働安全衛生管理の基本です。このOSHMSでは、事業場における安全衛生管理について、P(Plan,計画)、D(Do,実施)、C(Check,評価)及びA(Act,改善)の「PDCAサイクル」という一連の自主的活動を継続して実施することが求めています。その際、「システム監査」という従来にないチェック機能を働かせることによって、事業場の安全衛生水準がスパイラル状に向上していくことが期待されています。

このようにOSHMSにおける「システム監査」は、労働安全・労働衛生コンサルタントが事業場の指導を行うにあたっては、その構築とともに重要な要素と考えられます。その重要なシステム監査員養成に係わる平成27年度第12回研修会を実施することといたしましたので、多数のご参加をお願いいたします。

なお、本研修カリキュラムの第1日の研修は、本会の「労働安全衛生マネジメントシステム監査員登録制度」における同登録の更新にあたって、同登録・更新要領5の(2)のハに定められている実務経験のない者に課せられる「更新研修」とすることとされています(平成21年4月15日開催の平成21年度第1回業務委員会OSHMS小委員会決定)。

システム監査員登録の更新をお考えの方で実務経験のない場合は、本研修の第1日を受講してください―――更新研修に相当します―――。


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