労働衛生工学基礎研修

局所排気装置は、職場における有害物質に係る作業環境管理対策を進めるうえで極めて重要なものの一つです。

その分野は、労働衛生コンサルタント(労働衛生工学)の専門とする分野ですが、労働衛生工学以外の分野を専門とする労働安全・労働衛生コンサルタントにとっても作業環境改善に関する事業場の安全衛生診断(リスクアセスメントを含む。)を行う場合には避けて通れないものです。その際、局所排気装置の理論と圧力損失の計算方法等の局所排気装置の基礎知識は必要不可欠な知識といえます。本研修は、労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント(保健衛生)の方々の直面されるそのようなご要望にお応えできるものと思います。

また、労働衛生コンサルタント(労働衛生工学)試験を受験される方々にとっては、試験科目(記述)の中で局所排気装置の圧力損失等の計算問題は、毎年、必ず、出題される傾向にあります。

このため、本会の「労働衛生工学基礎研修」は、局所排気装置の理論と圧力損失等の計算を基本に労働衛生工学の基礎を解説することを内容としたものであり、すでに労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタント(保健衛生)としてご活躍しておられる方々はもちろんのこと、これから労働衛生工学の労働衛生コンサルタントを目指される方々の受験準備としても、是非、ご参加くださいますようご案内します。

なお、本研修では労働衛生工学労働衛生コンサルタント受験者のご要望に応えて、一部ですが労働衛生工学全般の基礎知識についての講義も行います。


講習会・研修会スケジュールはこちら