「化学物質のリスク評価検討会報告書(平成26年度第1回)」が公表されました

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厚生労働省は、毎年、化学物質による労働者の健康障害のリスク評価を行っています。事業場で労働者がどの程度化学物質にさらされたかを把握する「ばく露実態調査」で平成25年度に調査の対象となった22物質のうち、7物質(ナフタレン、リフラクトリーセラミックファイバー(人造鉱物繊維)、エチレンクロロヒドリン、グルタルアルデヒド、タリウム及びその水溶性化合物、オルト-フェニレンジアミン、メタクリロニトリル)についてリスクの評価を行い、この度、その結果を公表しました。

その中で、「ナフタレン」と「リフラクトリーセラミックファイバー(人造鉱物繊維)」については、労働者の健康障害のリスクが高いものと考えられることから、健康障害防止措置の検討を行うべきであるとしています。

また、「エチレンクロロヒドリン」、「グルタルアルデヒド」、「タリウム及びその水溶性化合物」と「オルト-フェニレンジアミン」については、詳細なリスク評価が必要であるとし、「メタクリロニトリル」については、関係事業者による自主的なリスク管理を進めることが適当であるとしています。

報道発表
https://www.mhlw.go.jp/stf/hou……51831.html


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