「化学物質のリスク評価検討会報告書(平成26年度第2回)」を公表

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厚生労働省では「化学物質のリスク評価検討会」(座長:名古屋俊士早稲田大学理工学術院教授)において、毎年、化学物質による労働者の健康障害のリスク評価を行っていますが、このほど標記報告書をまとめ公表しました。

今回は、「ばく露実態調査」で、平成26年度に調査の対象となった4物質(アルファ-メチルスチレン、2-エチルヘキサン酸、クロロメタン、弗化ナトリウム)についてリスクの評価を行い、次のような結果を得ています。

【リスク評価結果】

○クロロメタン

初期リスク評価の結果、一部の事業場で、ばく露が高い状況が見られたことから、詳細リスク評価が必要である。

○アルファ-メチルスチレン、2-エチルヘキサン酸、 弗化 ナトリウム

ばく露が高い状況は見られず、労働者の健康障害のリスクは低いと考えられるが、有害性の高い物質であることから、関係事業者による自主的なリスク管理を進めることが適当である。

報道発表
https://www.mhlw.go.jp/stf/hou……73648.html

報告書概要と今後の対応
https://www.mhlw.go.jp/file/04……073726.pdf

報告書
https://www.mhlw.go.jp/stf/shi……73710.html

リスク評価の仕組み
https://www.mhlw.go.jp/file/04……073725.pdf


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