「静電気災害防止」に焦点をあてたリスクアセスメント

今年度は、化学、食品、製薬等の製造現場をはじめ多くの産業における生産工程の高速化、高分子材料等の絶縁物の幅広い使用により静電気が発生しやすく、それが蓄積して様々なかたちの静電気災害を発生している現状から、その「リスクアセスメント研修」の焦点を「静電気災害防止」にあてたものとしました。

本研修会の講師として、崔 光石氏(独立行政法人労働者健康機構 労働安全衛生総合研究所 研究推進・国際センター (併)電気安全研究グループ首席研究員)、鈴木輝夫氏(春日電機株式会社営業技術部長)および後藤博俊氏(本会顧問)をお迎えします。

なお、本研修では、静電気災害統計および静電気災害事例の紹介とともにデモ実験を交えながら静電気の基礎知識と各種静電気の測定技術、実際の現場におけるリスクアセスメントの方法、静電気災害防止対策などについて詳しい講義および演習が行われる予定です。

この機会にすでに「リスクアセスメント研修」終了された方々も含めて奮って参加いただきますようご案内いたします。

(注)本研修の修了は、安全管理者選任時研修および安全衛生推進者養成研修における、いわゆる「リスクアアセスメント」の課目の講師の資格の一つとなります。

* 本研修は平成12年9月14日付け基発第577号通達に従ったカリキュラムによる研修(注)として修了証をお渡しいたします。


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